人に見てもらいたい、注目を浴びたくて
あの手この手を使い
気を引くことをしているが
見てくれると分かった時点で
私はその人を見ようとしなくなっている
見てくれることに安心しきり
別の見てくれる人を探し
見てくれなさそうな人にも
何とか振り向かせようとアピールして
注目の的になろうとしている自分
普通は、見てくれない人よりも
見てくれる人を大切にするのだと思う
私は、見てくれる人に安心感をもち
あぐらをかいていて
「見てくれる」ことだけに執着し
追い求めていたのではないかと思う
じゃあ、どうして
崇拝者を作ってしまうのか
見て欲しいと願っている人に対して
理不尽を感じず、自分の作り上げた
その人の理想像にうっとりと浸りたいから
見てくれる人と
見て欲しい人が一緒だとは限らない
見てくれていた人が
こっちを向かなくなったら
余計に見て欲しくなる
その執着が今の行動の元になったり
崇拝者を作り上げたりしていた
現実を見たくなかったのは分かるが
その人を見ることも知ることも出来なくなり
過去の事を今の周りの人にすることになる
目の前の人
目の前のものを大切にすること
今まではそれが分からなかったけど
これから意識していくことにする
目の前のものを大切にしていけば
外に目が向かなくなる
それは陶酔しないことにもなると思う
