アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

陶酔・没頭する時

若い頃、正社員として働きながら

土日や夜に別のバイトをしていた。

 

当時の正当な理由としては

お金が足りないから。

 

でも今思うと足りないことはなかった。

昼間の仕事の給料はそこそこ良くて

友達と遊んでたけど貯金もしてた。

 

きっと幾ら稼いでも

「足りない」という理由でバイトはしていたと思う。

 

たくさん収入があっても

お金が足りない(かもしれない)という不安は

自分で作り続けていたし、今もしている。

 

 

バイトをしていた本当の理由は。

 

居場所探し。

昼間の職場で嫌われていると思い込んでいて

居心地が悪かった。

そんなことはなかったのだろうけど

昼休みが恐怖で、人と関われない自分は

洗濯ものを取り込みに行くという理由で

毎日自宅に帰っていた。

昼休みの1時間を会社で過ごすことが出来なかった。

 

昼間の職場はなじめないけど

他に自分がいられる場所があるかも

そう思えることで安心出来るような気がして

もしくは、目の前の疎外感を感じたくなくて

外に目を向けていた。

 

かといって

バイト先でなじめれることもなく

そこでは逆に、

 

いいもん、私にはここ以外にも働いて稼ぐ場所がある

どうせそっちが本業だから

 

と、ここでもまた目を背け、人と関わることができなかった。

クールなふりを装っていたけど

ただの不愛想で暗い女の子だった。

 

 

いくつかの資格を取ってきたのも

同じ理由から。

 

目の前を受け入れがたい時に

周りに目が行く。

 

その資格が本当に必要だったのか。

その時は正真正銘そう思っていただろう。

 

 

色々なことに興味が湧くのは

何かから逃げたい、という時の

恰好な材料だった。

 

色々なことに中途半端に詳しいのは

こういうことなんだなと最近思う。

 

ふつうの人は

目の前のものを大切にし

目の前の人を見て

自分の感じたものを受け取り、

そこが違うのかなと思った。

 

また、資格を取れば

スゴイ人に見られるという欲求が満たされる。

同時に、資格がないと

一人前に見てもらえないという

自己評価の低さのあらわれもある。

 

使いもしない資格をどれだけ取ってきたんだろう。

今、活用してるのは車の免許ぐらいか。

 

こういう自分の心の動きを知れて良かった。

分からないまま年を取って

辛い中、生き続けていくことはしたくない。

 

目の前をみていくこと。

目の前を楽しんでいくこと。

辛いことを受け入れること。

 

これからも経験したいこと、

まだまだたくさん。