いつも途中で投げ出してしまうことが多かった。
子供のころからそうだった。
部活しかり。
習い事しかり。
アルバイトしかり。
仕事もしかり。
仕事に関しては追いまくられて追いまくられて、本当につらくて辛くて、でもどうしようもなくて、でも「辞めたいです」という勇気もなくて自分を追い込むような感じだった。
なぜかそういう時に辞めざるを得ない正当な事情がでてくる。
たとえば家族に不幸があったとか
身内の仕事を手伝うことになったとか
妊娠したとか
結局それでおさらばできホッとする。
そんなことの繰り返し。
誰かに頼まれるわけでもないのにめいいっぱい仕事をやってしまう。
はっきりいって単なる自己満足。
自分で仕事量のコントロールができなかっただけ。
上司に期待され(ることを望み)、部下に慕われ、いいとこどりの自分を演じていたかったんだと思う。
こうやって書いていても嫌な気持ちになる。
自分が仕事ができるヤツと勘違いして、仕事が出来ない人を心の中でバカにしていた。その上、表面ではそんなそぶりも見せずふところがひろい人間を演じていた。
演じることは疲れる。
楽に生きたい。
素のままで生きたい。
でもそうすると、ちょっと変な人と言う自分をさらけだすことにもなってしまう。
それもそれで別の意味苦痛。
変な自分でもいいじゃん。それも含めて自分自身なんだよって誰かに言ってほしいんだと思う。
誰も言ってくれなければ自分が言ってあげればいいんだけど、まだそこまで到達していない。
そこまで到達出来たら、逃げてばかりいる事が無くなるんじゃないかな。
逃げちゃダメって思っている限りはずっと逃げまどっていそう。
こうやってブログに書き綴ったり、読み返したりしているうちに頭で理解している事と心で思っている事が、いつか一致出来る日が来るような気がする。