自分の中に自分の城をつくる話。
久しぶりに読んだ本で紹介した本に記載してあったこと。
ふと 20年近く前の自分を思い出した。
常に仕事を掛け持ちしていた。
昼間はもちろん正社員。こちらがベースで可能な限りは長く勤めたいと思って働く。
プラス 夕方から夜にかけて、もしくは土日のみのバイトを入れる。
バイトなので短期もあったり派遣もあったりで不定期に変わる。
たくさんのバイトを経験した。
それはそれで面白かった。
楽しかった。
私の心の中には常に空洞があった。
そして居場所を常に求めていた。
昼間仕事をしていると
「なんか違う。ここじゃない」と思う自分がいる。
そして新しい居場所を求めてバイトを探し
バイトに行けば
「やっぱりここじゃない。昼間の仕事が居場所かも」
永遠に繰り返し。
社会人になってから結婚するまでずっとこの生活を続けてきた。
逆に言うとこうしないと自分を保っていられなかった。
心が健康な人から見ると、意味不明なんだろうと思う。
実際、私の生活習慣は 友人たちに
「頑張り屋さん」とみられていた。
誰も居場所を求めてバイトをしているなんて思ってもいなかったと思う。
色々な心理学の本を読んでみて思うけど、
私のように何かを求めている人がいろいろなものに依存するのかなと。
それがアルコールであったり、薬物であったり、お金であったり、子供であったり、恋愛であったり。
結婚してからの私は元夫に共依存していたと思う。
至れり尽せりの良い奥さん(を演じていた)。彼のために自分を犠牲にすることが私の生きる意味。
今になると とんでもない勘違い。
笑ってしまう。
今の私は、何に依存しているのだろう。