源家族のことを考えてた
私の存在がそこにあったという覚えがない
存在を無視はされていない
いつも存在を否定されていたような感じ
母親がいつも誰かと話している
話している相手が誰なのかは見ていないけど、分かる人もいる
別の部屋にいるか、背を向けているか
◯◯ちゃんは~だから
◯◯ちゃんは~なのよ
目をつぶるとその時の様子が思いうかぶ
別室で下を向きながら本を読んでいる私
年令的に考えれば絵本だと思う
その私は、あえて聞かないようにしている
あえて別の部屋にいるようにしている
「聞きたくない」とも「そんなこと言わないで」とも言えず聞こえなかったフリをしている
でも聞こえてしまっているし、思い出してしまっている
私の失敗やドジ話も含めてある事ないことを楽しそうに話している
母親と親戚か
母親と近所のひとか
母親と兄か
勝手に私を決めつけている
それは私のためなんだと、自分に言い聞かせている、今思うとおかしな考えの私がいる
私、いやだったんじゃないの?
やめてって言いたかったんじゃないの?
それにお母さんが私の名前を呼ぶ時って怒られる時だったでしょう
だから、名前を呼ばれると恐いんじゃないの
じゃなきゃ、こんなに自分の名前がキライなはずないでしょう
もう少し、自分のことを思いやってあげたくなってきた