生活している中で、ちょっとしたときに感じる違和感を私は逃してきたんだと思う
子どもの様子が普段と違う時も、本当はなんとなく気づいていたはずなのに
気のせいだという風に持っていってなんでもなかったようにしていく
子供たちが不登校になる前も、末っ子に夜驚症の症状があった時も今思えばサインはあった
それを無意識に向き合いたくなくて、気づかない振りをしてきていた
わかっていたくせに、そんなばかなと晴天の霹靂のように不思議がる
もっとさかのぼれば、元だんなが借金しだしていた時もなんとなく気づいていた
たまに知らない人から電話がかかってくる
病気でもないのに保険証を貸してという
怪しいとは思いつつも、直接聞く勇気がない
真実を知ることが怖い
私の思い違いだったと思いたい
そんな思いから見て見ないふりを続けてきた
その時は自分にとってそうすることがいちばん安心できたんだと思う
でもその結果が、現状を招いている
逃げてもいいことはない
気づかない振りをしても、そのツケはやってくる
私にはツケがたくさん溜まっている
それを払う時はいつか来る
もしかしたら、もう来ているのかもしれないし
これから来たとしても、もう受け入れるしかないんだろう
私の問題が連鎖して、子どもの問題としてあらわれることがいちばん受け止めたくないことだけど、これをとめられるのも私しかいない
そのためにも失ってきた自分の感情を取り戻していこうと思う