アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

依存すること

依存って悪いことではないと思います。

その人無しでは生きていられなくて
自分に価値を見いだせない状態に

一見、悪者のように見えますが


みんな成長過程で
母親に大きな依存をしてきたのだから
誰もが経験することでもあります。

依存することは自立につながる
大切な経験です。


今、問題行動とも取れる依存をしているのなら
幼少期に、満足のいく依存ができず
それを再現している可能性があります。


人間関係の依存だけに限らず

アルコール依存も、ギャンブルも
借金も、DVをする側もされる側も

嗜癖と言われるものに

同じことが言えると思います。

満たされない空虚を埋めたくて、のめり込んでいき

でも

繰り返しても繰り返しても満たされることはありません。

かといって、周りにやめるように説得されてもやめられるものでもありません。

やめようと決めるのは自分しかできないし、そう思えるには一度どっぷりと浸かるのもありで

やりつくして、どうにもできなくなって
初めて自分の現状を受け入れることがやってくる場合もあるでしょう。


そこに気付くと、自然と執着がはがれて
初めて外の世界が見えてきて

ギャンブルよりも有意義な現実世界に気付ければ、しめたもの。
ギャンブルの世界に陶酔する必要はなくなります。

現実の世界にしっかりと足をつけようとする自分の意思が生まれてきます。

現実をしっかりと見つめて生きていかねばならないと
我慢して自分に言い聞かせるのではなく

自分の人生を生きていきたいと思えるようになります。


今している依存は、自分が必要としているからやめられないのかもしれません。

依存をやめなければと自分を責める前に

依存を受け入れることから。