自分の不快な気持ちを感じないために
意識を遠のかせて、違うことで頭の中を埋め尽くしていました。
そうすると、ポーっとしてふわふわな世界の中にいられ
それが自虐や他虐の苦しい世界でも
悪い居心地ではなく、ずっとその状態を続けていたいなあと思ってしまいます。
こうやって私は陶酔の世界に入り込んでいきます。
帝王切開で出産した私は、術後に痛み止めの注射を打ってもらっていました。
痛みが無くなると共に、やわらかい意識の中に入って、うとうとと眠くなってきます。
その感覚が心地よかったのを覚えています。
痛みが強かっただけに余計そう感じでいたのだと思います。
私は、麻酔を打ったのと似たような感覚の中にいつもいたのであれば、現実を見れていなかったのも当然です。
そこまでして現実の中にいたくない状態にの私がいました。
でも今は厳しい現実の中にはいません。
いると思うなら、私が作っている世界です。