例えば、不登校気味の子どもに
明日はどうするの?
という声かけは、深い意味も無いよくある質問のように見えますが
そこに親の真意があるらしいのです。
私の場合、本当に知りたくて質問しているかといえば、知りたくありません。
答えが分かっているからです。
子どもだって本心を言えるのなら
行きたくない、行けるかどうか分からない
となるでしょうが、親としては聞きたくないセリフです。
それでも質問してしまうのは、気にかけてるふりをしながら
私の(親の)言いたいことだけを声に出して伝えることで
明日もこの状態だったらどうするんだ
学校に行ってくれなきゃ困るでしょ
というのを本人に認識させ、意識付けさせたくて仕方がないというのが、本当に言いたいこと。
ある意味、脅しです。
子どもの気持ちを見ようとせず、
自分の都合を押し付けようとする私の意図は
どうせ明日も休むんでしょ
そうやって私をだますんでしょ
と疑心を持ちながらの確認作業。
表面的には、私の思い通りに動く子で
裏では、ダメで動けない引きこもりの子どもを望み
アンタのために一生懸命やっているのに、どうして分かってくれないの!
行く振りをしてその気にさせて、がっかりさせるのをどうして繰り返すの!
と訴える、かわいそうなお母さん。