アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

病気と死の恐怖

癌になったら

死にたくないと恐くなるのは、
みんなあること

あとは残された者への思い


こんな母親でごめん
この子たちをどうしよう

私が死んだあとのことを考えると
申し訳なくて途方に暮れていた


子どもの気持ちを読み取ることが
出来ない状態の私なのに
そこだけは、深く考えていたのは

自分自身の辛さからだったと思う


親が死んだ後の残された子どもの寂しさ
安心感の喪失
周りとの比較
それをどこにも出せなかった辛さ
気にかけてくれる大人がいなかったこと

私は、どんどん内側へ籠って行き
兄は、荒れた表現で外側に出していってた

その自覚がなかったので
子どもを通して自分の辛さを感じていた


母親がいなくなることが、
どれだけ辛いことか

母親がいてこそ得られた安心感が
なくなってしまった
探しても、もう取り戻せない

肉体もない、声もない
私の名前を呼ぶ声が聞こえない

いつも呼んでくれた私の名前、
聞けなくなってしまった

おかあさんの大きさ
おかあさんが好きだったこと
おかあさんがいなくなってしまってから
ガラリと変わってしまった家の中

お父さんも、今までのお父さんじゃなくなってしまった

おかあさんがいなくなるだけで
家族がバラバラになってしまった

とっても大きいおかあさんの存在

これを失った悲しみの自覚がないまま
私は40年過ごしてきた

おかあさんは、うるさくて
しつこくて、いつも怒ってて
大嫌いな人だったのに
そう思いたくても、どうしても思えない

むしろ好きだったと思っている
不思議なんだけど、そうなってしまう


癌のことを書こうと思ったが
途中から母親の話を書いてしまった
癌のことは、また後日に続きを書くことにする