アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

最近の自分

うつ病だった時

抗うつ剤を飲むとすごく楽だった。

頭ん中がふわあっとして、難しいことが考えられなくなる。

いつも思い悩んでたことがなくなり

それだけ脳に効果がある薬だったんだなと。


だけど飲んでる時だけで、やめると鬱状態に戻る。
薬の作用は一時的なもの。


だから今は、うつ病が薬で治るとは思っておらず

セロトニンやら脳内伝達物質やら、仕組みをネットで調べてウンチク語れるほど詳しくなった時期もあったけど
今はそれを分かったとて完治はしないという考えでいる。

当時は、うつ病に良いと言われることを聞けば、それをすれば治るんだと思い実行してた。

 

私はこれと同じことを癌に対してもやってるような気がしてる。

癌が治るならと色んなことに興味を示し、ネットでとことん調べる。
それを手に入れるためにはどうしたらいいかを考え、手に入ったらどうするかまでを妄想する。

これを一日中やってる時もあった。
仕事の休み時間、帰ってから、お風呂に入りながら

起きてから寝るまで頭の中は癌のことでいっぱい。


でもやっぱり治らないのかもしれない。

癌を叩けば一時的に収まるかもしれないけど、癌細胞全てはなくならない。

「治すこと」にとらわれて、今を見ない生活をしてるんじゃないか。

私が治療(だと自分では思い込んでいること)に夢中になることで、周りにどんな弊害が起きているか。

それを知ろうとしないことは


うつ病の時に

私は大変でかわいそうなんだと
泣いたりうつろな状態になり
だから何とか治さなきゃとズレた方向に夢中になることで

それを真近で見ていた子どもたちや元だんなに不安を持たせ迷惑をかけたことを

繰り返すことになる。

 

鬱になるにはそれなりの理由があったとは思う。
癌もそうだけど。

ただその結果、周りを巻き込んだり見ないふりをしてきた事実を知らないのは、ズルいことなのかもしれない。

自分のしてきたことと
されてきたことは、分けて考えなきゃいけないんだろうか。

 

かわいそうな過去は確かにあったんだけど、それを今にひっぱって被害者になってるのは

私が自分で選んでやっていることなんだろうか。


なら、私はすごいしたたかな奴だ。


私に対して思いやりを持って接してくれた人たちを見ようとも知ろうともせず、その思いを受け取らずに私ばっかりが大変だと言い続けてたのか。
そのうえ恩を仇で返すようなことをしていた可能性も。

自分のそんな部分を分かってないのは自分だけで

周りから見たらバレバレなんだとしたら、すごく恥ずかしいし滑稽。


だからそんなはずないと認めたくない気持ちが。


ああ