アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

乳がん診断まで

乳がんと診断されてから

たくさんの書籍を読み
たくさんの人の闘病ブログを読んだ

闘病ブログは、ある日更新が途絶え
数ヵ月後に身内の方が

本人は旅立ちました
皆様応援ありがとうごさいました

という形で終わるのが多かった
そこに自分を重ねて可哀想な自分に酔いしれ
泣くこともあった


また、ある本に書いてあったのは

右の乳がんは精神的なストレス、
特に過去からの人間関係で蓄積されてきているもの
左の乳がんは急激な肉体的な負荷がかかった場合にそれぞれなると

著者は医師で、自分の患者さんの統計をとって確信を持ったと言うことだった

読んだ時は、自分に当てはまってると
鵜呑みにし、その通りだと信じていた


体調の変化の予兆はあって、
私の場合、自分でしこりを見つけたのだけど
その半年前から右のおっぱいだけ大きく重くなってきた

この年になって成長してきてると勘違いし、
元々左側の方が少し大きかったので
バランスがとれてきてラッキーだ
むしろ得したと思ってたけど
脂肪の下側でがん細胞が増えていたってことだった


何らかのメンタルのストレスから
がん細胞が増えたとしたらいつからだったのか

自称アダルトチルドレンの自分
生きづらさからくる我慢の積み重ねの限界は越えて、うつ病を発症していた時期

それが1年前

離婚は半年前

兄を亡くしたのは1年半前


過去から順番に書くと

兄を亡くした半年後に
うつ病になり入院し退院後に自宅療養
半年後に離婚、また入院
そのまた半年後に乳がん発覚

半年毎というよりも、常に何かしら問題が起きるような安定感のない家庭の状態で
兄が突然死をする前も、問題は定期的に起きていた

自分が撒いた種で問題を起こしていた部分もあるが、当時の私は「ひどい目にあった」という被害者的な受け取りをしていたので

原因はどうあれ、私にとっては自分ばっかりが大変で、それを抱え込まなければいけないと
どんどん自分を疲れさせていっていた


別の側面から見ると
離婚したことで旦那との深い共依存関係を築けなくなってしまい
どうにか気を惹きたく、重病人になるしかなかったともいえる


私は乳がんになることを望んでいたのだろう
そんな訳はないと思いたいが
そこまでして人を振り向かせたい
大変さをアピールしたいという手段だったと思う

がんになりやすい体質を母親から受け継いでしまったんだと
当時はそう思っていたが

いやいや世の中には親ががんじゃなくても
がんになる人はたくさんいる

そこは関係ない
関係あったとしても結びつけなくてもいい
その時の私はがんになることを必要としてて、がんになりたかった

「可哀想な自分」「大変な自分」
という役割を持ってきてくれたもので

ショックで泣いてしまった自分もいたけど
どこかで、してやったりな自分もいた

病気になって、してやったりなんて
そんなの普通じゃないけど
病気を利用しようというしたたかさはあった


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この記事は、つらいがんの治療をしている方からしたら不快なところもあるだろうと思いますが、私個人のことに限って書いています