仕事が忙しくて休みの日に気分転換に少しずつ読んでいたため、読み終わるまでにかなり時間がかかってしまった
出来るなら一気読みしたい内容だったけど、結果的には時間をかけたことによって、じわじわと自分の中に入ってきた感じ
こんなに信念に基づいて行動する人が存在するんだと、じーんとくるものがあった
私利私欲が無く国家の繁栄のため
すべての国民のため、相手のため
そこに自己犠牲は感じられない
相手を思うことによって自分も成長できるような、そんな印象だった
この人を掻き立てるものは何だったのだろうと、揺るぎ無い軸を見て思う
そして女子にはメロメロというところが人間らしくてまたいい
渋沢栄一の人間的魅力に溢れた一冊だった
私はこれを読んで自分に取り入れることができるだろうか
出来る出来ないは別として、でも心に染み入る内容だった
もうひとつ、渋沢栄一と私のメンターが重なったこと
読んでいる時は、メンターのことが頭をよぎり続けていた
私も本質を見ていく人間になりたい
上辺だけの自分から卒業したい
悔いの無い人生を送っていきたい
息絶える時まで