子どもが学校に行けなくなった時
邪魔になる刺激を避けていた。
それまで放置していたのに
急に籠の中の鳥を扱うように
危ないものから遠ざけて、過保護に接していたように思う。
必要最低限、外部と接しなくてすめばと、
子どもを守ることだから良いことだと思っていた。
最近、不登校ブログを読むようになり
当時の自分を思い出した。
子どもが学校に行けなかったから、、、
ということだけではなく
私は日常の中で刺激を避けることしている。
でもそれは
私の去年の目標でもある、
自分の軸を持つこととは
かけ離れていたんだ、と思い始めている。
以前の職場は
気や波動、電気治療で病気を治すという
スピリチュアル要素のある職場だった。
嫌々ながら紹介で行き始めたのに
段々と環境に染まり、中身がなにか分からない薬のような商品を買ったり、
施術も受けるようになった。
糖分を抜き、好きなコーヒーも
ノンシュガーだけしか飲まなくなった。
甘いものは極力避けていた。
糖分は、癌のエサになるという教えに
恐れおののき、甘いものが好きな人をみて
ガンになっても知らないよ~
と、変な目線で小馬鹿にして見ていた。
自分もガン患者なのに。
PET 検査はブドウ糖が反応する仕組みなので
ガン細胞とブドウ糖は密接な繋がりがあることは事実。
でも、糖分の持つ有効作用を
度外視することもなかろうと今は思っている。
痩せ細っているガン患者に必要なのは
エネルギー値の高い糖分。
癌のエサとか言ってられない。
それ以外にも体に悪いと言われるものは
避けるようにしてきた。
私は看護師でもないのに、
人体の内蔵や骨格まで把握し
脳の仕組みや神経回路まで
マクロファージとはなんぞやまで
詳しくなってしまった。
波動の高い音楽も聞いていた。
一緒に働いている仲間から、
お清めの塩をもらったりしていた。
そしてそんな自分はすごいと思っていた。
体に良いこと、いっぱいしてて
知識もいっぱいある。
この職場にいなきゃ、ガンは治らない。
本気でそう思っていた。
長くなったので次回へ