アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

義母と重ねて

上司の奥さんは、人が集まったり

そこに初対面の人同士がいたりすると
あいだを取り持って、その場の雰囲気が悪くならないようにおしゃべりをする人

たまに挨拶する程度だったが
飲み会で会ったり、事務所に立ち寄る機会が増えてきて

最近は、その方を見ていると
結婚していた時の義母と似ているなあと重ねて見るようになった


元旦那と付き合っている頃、
向こうの実家に遊びに行くのが楽しみだった

義母に会うと

待っていた、来てくれて嬉しい
ゆっくりしていって

と歓迎する言葉をいうので
自分が否定されている感がなく安心してその場にいられた

相手が普通に接していても、
私なんてここにいちゃいけないんだ
というのが発動するくらいだから
その時はよっぽど持ち上げられて
いい気分にさせられていたんだと思う

向こうの実家で人見知りしていた私も
義母には打ち解けることが出来、そばにくっついて一緒におしゃべりをしながら料理を教えてもらっていた

結婚してからは、義母は近所の人に
息子にはもったいない嫁をもらった

といい、それが私もまんざらではなく
義母といると心地よく、また好かれたく、
義母の気に入る嫁を一生懸命やり
よく二人で買い物に出掛ける仲よしの嫁姑関係だった

義母は、近所の人や職場の人から人望があるように私からは見えた
いつも誰かが遊びに来ている
人が集まっているときに、控えめながら
周りが心地よい雰囲気になるようにこまめに動いていた

だから義母の知り合いからは
こんないい人がお姑さんで良かったね
と何度か言われ、私もその通りだと思っていた


でも義母は普通の人で
家族だけになると、普通に愚痴や
普通に人の悪口をいう
外では見せない姿を家庭では普通に出す

義母が元旦那のきょうだいの結婚相手の悪口を言っているのを聞くと
私は嫌われてはならないと、ますます
いいこぶりっこの嫁を演じていった

あなたの息子を立てて、家事も完璧にやる
いい妻をしていますアピールをしていた

義母はそんなつもりないのだろうが
私が勝手に、義母のアメとムチに翻弄されていった

旦那さんと子どものための振りをして
義母からの承認のために無理して動いていた部分があった

あの心地好さの、うっとりに浸るために
自分を疲れさせていっていて

言い方を変えれば

自分を疲れさせてまでも、うっとりしたい
自分がいたということでもある


義母は義母で、
人のことをとやかく言いながらも
そこまでしなくてもいいのにというくらい
世話焼きをしていた

文句を言いつつお世話をすることで満たされていたものがあったのなら

私もいつも義母にお世話になっていたけど
あれはあれで義母を満足させていたんだろうと思う 

お互いに持ちつ持たれつの依存の関係だった

 

職場の話に戻るが

仕事が忙しく、上司の奥さんが
近々アルバイトに来ることになった

一緒に働くようになった時
奥さんの、人をベタ褒めする気持ち悪い
うそくさい持ち上げ言葉に、
私はどう思うか意識をすることと
奥さんという人をしっかり見ていかないと
また過去のようにうっとりとした中に
すっといってしまう

 
威圧的な相手に対する怯えを逃すためや
目の前のことを背けるために崇拝し
うっとりする場合もあるし
義母の時のように、心地よさに浸りたくて
うっとりする場合もある

うっとりとした世界に入ってしまったなら
それが分かるように意識化、
意識したものの具体化、
それを表現することをやっていくようにする