大人になり独り暮らしをしてからは
キッチンのシンクはいつもきれいにしてきた
結婚してしばらくは同居だった時は
シンクの洗い物は私の仕事だった
頼まれていたわけではないけれど
自分の方から動いていて、そのうち私の役割になっていた
片付け上手、きれい好きなお嫁さんと言われ
私ってスゴいでしょと喜んでた頃もあった
子どもが生まれてからも
ずっと続けてきてたけど、子どもの年齢が上がり、自分達で料理をするようになってきたら
キッチンの清潔感は自分の思うように保てなくなってきた
仕事で疲れて帰ってくると
キッチンのシンクは洗い物で山積みになっている
子どもからすると、自分で作った達成感もあれば、私が作る負担は減ることだし
ましてや親に意地悪するために洗い物を増やした訳でもない
それでも私にとっては洗い物が増えることは苦痛だった
以前は、その事で怒鳴り、使ったままの状態にした子どもを責めて、自分で片付けさせたりした
今でも耐え難い状態は続いていて
怒鳴らなくても、溜め息をついたり
舌打ちしたり、ガチャガチャ音をだして洗い物をしている
これは子どもたちも気付いているだろうから、怒鳴らなくても結局は同じこと
使ったままにしておく、片付けの出来ない子どもを悪者にしていたが
このままでいいのかと思い始めている
きれい好きじゃなく
汚いものへの恐怖がだせなかったことから
今の行動が出ているなら
子どもに片付けを強要するのはおかしい
自分の問題は自分の問題として
人を巻き込んでいることを自覚して
時間をかけても解決していこうと思う