繰り返しセッションの音声を聞くと
私はしっかりと発言していた
私のせいで死んだんじゃないか
私がそんなこと思ったから死んじゃったんだ
自分から言っていた
お世話がめんどくさい、もうやめてくれ
いなくなってくれよ
その本心が罪悪感を生ませた
この罪悪感はきっとどこまでも自分を責め続けると思う
いなくなることの寂しさを感じるほど
自分の罪悪感も強く深くなる
私は自分を守るために大切な人がいなくなる寂しさを感じなくしていった
どうせいなくなる
相手もそれを望んでいる
ほら見ろやっぱり
寂しさを感じなければ冷淡になる
離れていく相手の気持ちより自分を守りたい
傷つかなくて済むやり方
一方で、相手が離れない方向へ持っていこうとする
そばにいてほしい
一人にしないでほしい
どこにも行かないで
置いていかないで
一人にしないで
そう言いたかった相手は子どもじゃない
これもまた亡霊