ニートから抜け出して早数ヶ月
仕事はまだ覚えることは山盛りだけど
職場の雰囲気にはなれてきた
できれば今回の職場を最後にしたい
年齢のこともあり、手を焼いた就活だったので、もう転職はやりたくない
と同時に、いくつかの不採用に対して年齢を理由にして「どーせ自分なんて」を発動させまくっていた
職務内容は、私にとってはとても難しいもの
最初はそれさえも分かっていなくてのほほんとしていたが、引き継ぎ者が退社をしてから、自分の置かれている現状が見えてきた
出来ないこと、分からないことに責められてる気になってしまい
ダメな自分を作り、ひどいことをいう相手を作り、その中で決められた時間内でやろうとするほど、時間が気になり業務に集中できず、内面でパニックを起こしてミスをしてやり直すを繰り返した
あ、ヤバい、今教えてもらってることが頭に入ってきてないぞ
と気付いても、止まらないパニックを感じながら切り替えれずにいた
まだまだ覚えることは年単位で続くだろう
その中で、現実に生きて仕事を楽しんでやっていけたらと思っている
今までとは違う職場環境に無理に合わせようとして疲れていたものも少しずつ馴染んできた
具体的な数字を見て、どこを改善すれば良いのかを考えて実行し、ダメであっても試行錯誤をしていく
対人においても、どのようにしたらこの先、全体が円滑に進むかを見て声かけをする
仕事の振り方も無茶な押し付けはなく、出来るようになったら任せられるよと、目標を持ちたくなる方向へ
既に任せられてる仕事には、あれこれ言ってこず、結果ミスをしたとしても咎められず、そうやって覚えるんもんだと言われる
かと思うと、こちらが学ぼうとしている姿を見れば、どこまで覚えたかを聞き、次はここをやれるねと、何となくやり進めたい気持ちが自然と湧く
以前の職場と比べて思うことは
家庭で言えば、機能不全家庭から機能している家庭へ変わったような感じ
前の職場では
やらされ感が強くて、いつもどうして自分ばかりがこんな目に…と被害者意識にまみれていた
実際、何でもやらされたし、そこに対する配慮もなく、経営者は自分が楽をすることを優先していた
従業員が集まれば、いつも誰かの陰口や仕事の愚痴を言い、仕事を楽しむ雰囲気にはなかった
そんな中で私もやさぐれていて、真面目に働くのが損をしていて、サボっている人がズルくとも羨ましくあった
仕事中に競艇やパチンコをして、現実から逃避している人たちも何人かいた
今の職場の人たちは現実逃避をしていない
仕事中は、仕事に集中して現実を生きている
雑談の中で、仕事以外の実生活も現実に生きている様子が分かる
私のように現実から逃れるために、ファンタジーの世界に没頭していない
