アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

白馬の王子様を待っていた

先日のグループセッションで、かなり私に時間をさいてもらい

子どもの頃に吐き出せなかった気持ちを聴いてもらった。

 

アダルトチルドレンと言えど、私は自力のある方で

割と器用になんでもやれてしまう部分がある。

それゆえに表面だけ整えて終わりにしてしまう弊害もあるのだけど、それは置いといて。

 

なぜ何でもやってしまえるのか

 

何もかも自分でやってこないといけない状況だったからだと頭では理解しているけど、体感はまだなかった。

 

自分でやらなければいけない状況だったのは、自分ひとりしかいなかったから。

もっというと周りに助けてくれる人がいなかったから。

 

そこから来てるものだろうとわかってはいた。

 

身内の死後処理やその後の流れをやらなければいけないこと。

またそれらを誰かがやってくれてることで、自分自身の身の回りをひとりでやっていかないといけなかったこと。

 

どうして大人は助けてくれないの?

困っている子どもが目の前にいて見てて分かるのに。

 

私はそのようなことをセッションで言った。

助けてほしかったんだなと、手を差し出してほしかったんだなと。

 

本当にどうしていいか分からず

パニックに陥っている時さえ大人は助けてくれず

私は無になっていたんだなと当時のことが思い出される。

 

 

それから数日たち、セッションの音声を繰り返し聴き

 

私の人を頼れない状態は

拒絶された過去からきているのかと何とも言えない気持ちになってきた。

 

自分でできる力があるだけに(力がついてしまったのだろうけど)

なんでも一人で完結させてしまう。

 

また、自分でどうしようもない時でも人を頼れず

相手から声をかけてもらうように仕向ける手法を身に着けていたんじゃないかということが頭をよぎった。

 

自分から助けを求めない。

でも困っている。

 

もちろん無意識だけど誰かに助けてほしい、だから何かしらのサインを出すということをしてきたんじゃないかって。

それがうつ病のはじまりでもあったのかもしれない。

 

分かってほしい

だからだれか気づいて

 

だとしたら自分のしてきたことが当てはまる。

 

無理をしてきたこと

誰かに助けてもらいたかったこと

それを言い出せなかったこと

誰にも手を差し出してもらえなかったこと

 

頑張ってきたなと思う。

 

ずるいけど、待つだけなんてずるいけどね。

 

白馬の王子さまって恋愛の話だと思っていたけど

私にとっては手を差し伸べてくれる人が白馬の王子様。

 

それをずっと誰かに当てはめて共依存関係を作ってきてたのだとしたら

そんな関係は破綻して当たり前だよね。

 

物事の本質を見れていない私の自力は弊害でしかない

とまた卑屈になりそうになるが

 

ならば本質も深く見ていけるようにすれば良いんだと

なんとか自分に言い聞かせ、踏みとどまっている。

 

 

少し前向きにこう思えるようになれたのもセッションのおかげが大きい。

人に分かち合ってもらう。気持ちをすくってもらう。

そのようなことが自分から離れることをとどまらせてくれる。

 

 

私もそのようになっていきたい。