私の年代だと、一般的には
余生をどのようにすごそうか考えたりするのだと思う
私はまだ自分の人生というものをしっかりと生きていきたい気持ちが強く、何をしていこうかと考えることをしている
まあまあ良い親ガチャというものに当たれば、そんなことは10~20代に考えることなんだろうけど、私は50年もの年月を経てやっとここへ行き着いた
こんな幼少期じゃなければもっとやりたいことが早く見つけられたのに…と思う気持ちはありつつも、目標を定めることを楽しんでいる
そんな簡単に生育歴の恨み辛みは無くならない
でも未来を向けるようになれた自分も存在する
ここ数年、自分で事業をしている、またはこれから立ち上げようとしている仲間を見て思うこと
転職した先のボスの仕事に対する思い入れを見て思うこと
そしていちばん大きく思うことは、セッションを受けているカウンセラーさんたちを始め、その仲間たちとの関わりの中で体感すること
これらによって、自分を前向きにさせ行動しよう、または行動できなくても諦めずにいこうと思えるような気持ちが、少しずつ自分の中に芽生えてきた
いくつかのことがそれぞれ別の方面から来ているのに、段々とひとつになって自分の中でまとまりとして入ってくるようになった
点と点だったものが、ひとつの線として繋がりつつある感覚を持ち始めた
繋がってくると、それらの元はどれも同じであり、行いや表現が違うだけなんじゃないかとさえ思う
自分は、小さなことにこだわりを持つがあまり、全体を見れずに過ごしてきた
全体を見れるようになれば、物事はシンプルなんだろうと思う
現状に納得が出来ずに隣の芝生が青く見えて、いろんなことを試しては中途半端で終わらせてまた違うことに目を向け繰り返してきた人生だった
仕事に対しては特にそれを感じる
忙しくはあるが、やりがいがあってもっと自分を高めていきたい
でも年齢を考えると現役で働けるのは、健康であると仮定してもあと10~15年くらいが限界だろう
もっと早くこの仕事にたどり着きたかった
若い時から自分の好きなものを自覚して起きたかったと悔やむ気持ちは否めない
親が生きていて経済的に恵まれていたら…と悔しい気持ちにもなる
でも、それもどうにか出来るものでもない
折り合いをつけて切り替えることが今の私にできることなんだろう