Aさんは、お世話になった家のあるじに似ている部分がある。
良く言えば、テンションが高まらず、落ち着いた感じ。
表面だけを見れば、安定しているように見える。
歩き方もドタバタせず、ゆっくりと移動。
はしゃいだり、きゃっきゃしたりしない。
ポーカーフェイス。
視点を変えて、違う言葉で表現すると
いつも気だるそう。面倒くさそうかん。
笑顔がない。
話すことは、上から目線からの人の批判。
お世話になった家のあるじは、人の批判をしない人という記憶だったけど、その記憶は間違いだった。
家族とそういう会話はしなかったけど、夜に電話で仕事仲間と人の批判話をしていた。
人様のことを言うなと言いつつ、自分は批判話をしていることは、当時、矛盾を感じていた。言えなかったけど…。
Aさんも、あるじも、
自分は極力仕事を請け負わず、周りにさせる方向に言葉をだす。できない自分をアピールする。
それが自由そうでもある。
私は、自分ばっかりが大変な思いをし、楽をしているAさんをずるいと思っているから不快を感じるんだとみていたけど
あるじに重ねてるんじゃないかと、
Aさんの気だるい歩き方をみて、思い直している。
私は、この気だるい感じを見ると気分が悪い。
私が、Aさんの気だるさに腹ただしさを感じるのは
本当は、あるじに対してかも。