アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

繰り返してきた人間関係

今の職場に転職してしばらくたった。

最初の半年は、仕事は楽だし、チョロい仕事だと思って余裕で過ごしていた。

でも、ここ最近になって辞めたいなと思う時がでてきた。
本当に辞めるかどうかは別として
辞めたいくらいの気持ちになるということ。


辞めたいというより、逃げたい。
でも逃げたいと言うとカッコ悪いから
辞めたいという言葉を使ってるだけ。


今までも同じような気持ちになった時に
もっともらしい
辞めるにふさわしい理由ができて

いかにもそっちの理由が本当なんですと
上手く伝えて、円満退社を繰り返してきたんじゃないかと

辞めたい気持ちが高まるほど、
過去の自分を思い出すようになってきた。


私は、誰もが納得できる理由を使って辞めてきた。
家族の転勤だったり、出産だったり、身内の不幸だったり。

仕方ないね、と誰もが言えるような
正当性のある理由を言えば、堂々とやめれる
というもくろみをもって退職してきた。

そして、中途半端に辞めていってしまう人を
みっともない、情けない、自分はそういう人とは違うと見下しつつ

同時に、辞めていく人の悪口を言う人たちに怯え
嫌われないようにしなければと
周りの顔色を伺いながら仕事をしてきた。


今でも、周りの顔を伺い、
嫌われることを恐れながら仕事をしている。
こんな面倒もうやめたいと思いながらもやっている。

いい人を演じて、仕事ができる振りをして
その結果、仕事の量は増えてくる。

断ればいいけど、断らないのは
いい人の振りをしたいだけじゃなく
必用とされることで満たされるから。

私にとって、こんな美味しいエサはない。
受け入れるごとに満足を得られるから
断れないというより、私が自分の意思で
断らない方を選んできたといえる。


辞めたくなる理由は、今わかっていることで
大きく分けて2つ。

1つは、嫌われたと思い込み、卑屈になり
人のすることなすことが、自分を嫌っての行動に思えてしまい、どんどん殻に閉じ籠る。
話せる人が少なくなっていき居場所を無くしてしまう。
そうなったら、仕事は手につかない。
仕事場は、疎外感を感じるだけの居心地の悪い場所になってしまっている。

もう1つは、体の不調。
なんでも引き受けてしまい、そのうちやりこなせなくなってくる。
体は1つしかないんだから当たり前。
ボロボロになって、家に帰れば家族に八つ当たりをし、自分ばかりがどうしてこんな目に合わなければいけないのかと被害者になる。

この2つは連動し、これ以上嫌われないために
相手の機嫌を損ねないように仕事を引き受けてもいた。
時には自分から率先してやることもしていた。
そういう自分を「私ってすごいできる人」と思い込むことで
自分を保つことしかできなかった。

この片方か、両方があったとしても
私は真面目くさった顔をしてギリギリまで働き
最後に花束をうけとって、退社してきた。

私、よく頑張ったよね!と自分に語りかけ
なんて私は素晴らしいと勘違いのうっとりに浸っていた。

その裏に、やめてホッとしている自分がいたはずなのに
誰にも言わずにいた。

在職中、確かに頑張った部分はあったのだろうけど
そこは頑張らなくてもいい部分だったのでは?
と今になり思う。


今のところも、もっともらしい理由を作って退職することもできる。
でも次の職場で、また同じ壁にぶち当たる、きっと。
なら、今のところにとどまる選択をした方がいい。

仕事は、時期によってムラがあるけど比較的樂な方。
このような職場は自分にとっては貴重。

だったら、自分の問題を明確にし、
どこに自分独自の思い込みがあり、
自分で自分を苦しめていたのかを知り、終わらせた方がいい。
逃げることは、一時的な安心でしかないと分かってきた以上
自分と向き合うしかない。

とはいえ、今でも同じことを繰り返しているのは
それなりの理由があると思う。

無理にやめようとして、我慢の積み重ねになるか
やめれないダメな私だわと自虐になるのは避けたい。

今の自分にできることは
過去に繰り返してきたことを、ひとつひとつ言葉にし
ここに載せて明確にすること。

自分のしてきたことを文字で表現し、それを読んで
客観的に見て、自分の中に取り入れる。

これを今後の自分のためにやっていこうと思う。