アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

人間関係の距離感

過去の人付き合いの距離感を振り返ることがある。


私は、徐々に人と近くなるということを分かってなかったんだなと思う。

親しい人を作りたい。
それは、その人を知る、ということじゃなく
ひとりの孤独さを感じたくないため、
自分の安心ためだったということ。


学年が上がってクラス替えがあった時、
引越しや転職、新しい環境に入った時は
友達欲しい、作れない、ダメな自分、ひとりの方が楽、でも孤独
を繰り返し

やがて友達と呼べる人が出来ると急速に近くなり、お互いの領域に侵入しあうようになっていた。

ここで自分だけを見てくれる密な関係性を私は好んでいた。
いろんな人と触れ合えるオープンで自由な関係より、二人だけの密着した別世界を持つ関係。
外側から見たら、ちょっと引くような二人であっても自分が居心地よければそれで良かった。

居心地の良さは永久的じゃない。
意見の相違や相手の些細な言葉じりなどに引っ掛かったり、それを伝える力もなくモヤモヤが蓄積していく。

また、相手が自分以外の他者に目が向いていると強い嫉妬から何とか取り込もうと策を練るが、それでも駄目だと寂しさを味わうくらいならと、自分から相手を切りたくなる。

それらのことで、相手は安心出来る人という立場から、私を不快にさせる悪者という立場に変化していく。

可哀想な自分を演じ(演じてる自覚なし)、
周りを巻き込み、味方をつけて相手を孤立させるまで追い込むことをしてきた。

それと同時に、次の密着出来る相手を探しているというしたたかさを私は持っていた。

私はこういう人間関係を繰り返ししてきている。
相手を知り、思い、意見を言い合ったり、共に楽しい時間を過ごしていこうと関係性を深めることはしてこなかった。
そうするやり方も知らなかったのだけど。

つかめない、分からない距離感。
相手を尊重して、侵入せず、、、ということをしてきていない。

思い通りにしたくて、
尊重が何なのか分からず侵入したい自分がいる。

そうしたい理由があることと
やっている自分を意識化することは出来るので、その自分を自覚していく。繰り返し繰り返しやる。
当たり前に自覚出来るくらいインプットしていく。

今はここまで。
人と付き合うには、それなりの近寄り方があるもの。
これから体感していきたい。