アダルトチルドレンサバイバー備忘録

一般人の中に紛れ込む病み(闇)人。主にメンタルのことを好き勝手に徒然と書いています。自分の為に、家族の為に、ずっと自分自身のカウンセリングを続けています。

嫌いな人

私はAさんが嫌いなんだと、きのう一緒に過ごす時間の中で思った

 

ずっと同じ場で仕事をしていて

 

以前は、やることなすことに腹が立っていたが

関わるうちに距離が近くなって、お互いの家庭の話をしたり、料理の話をするようになり、気心が知れていった

 

お互いに上司の悪口の吐き出しもでき、楽しく過ごす時間も増えてきた

 

Aさんは私を優先してくれるようになった

他の人には厳しく言うことも、私には許す

私に対しての特別感

 

私もそれにこたえるようになっていった

Aさんの機嫌が悪くならないように

矛先がこちらへこないように

気を使い、意見に同意する

自分のしているめんどくささにモヤモヤはしつつも「苦手だった相手と親しくなれたすごい私」にうっとりして逃していた

 

 

私は休み明けになると元気になる

よし、今日からまた仕事を頑張るぞという気持ちで出社するが、少しずつヘタれていくのを正月休みに実感し、繰り返している自覚はあった

 

それはCさんとの関わりで起きている現象だと思っていたが、そもそもCさんとは毎日会わないので、ここでAさんが急浮上しはじめた

 

 

Cさんとの依存関係が薄くなっていくごとに

反比例してAさんと依存関係になっているのではないだろうか

というか、そうだ

 

私の持っている根強い癖は簡単にはおさまらない

長年使ってきた自分を守る癖は本当にくせ者だ

 

 

昨日、Aさんから経費を悪用して、自分達だけが得をするような提案をされた

私はそれが得なことだとは思えなかった

同意はできず、ああ、私はAさんのこういう図々しいところが嫌いだったんだと、すぅーっと冷めた気持ちになった

 

 

その日の内に、メンタルの話ができる仲間に自分の現状を聞いてもらうことで整理ができた

話したからといってすぐにおさまるものでもないが、自分のしていることをそのままにせず認識ができて良かった

 

 

私は、また次のターゲットを見つけるかもしれないし、Aさんと会えばここで書き込んだことをすっかり忘れて同じことを繰り返すかもしれない

 

でも繰り返して、また整理して、どの状態が自分が心地いいのかを実感していくしかない

 

 

Aさんとの関わりは、良いこともある

私は自分がズボラな人間だということを知れた

Aさんは、細やか、丁寧、間違いをしない

私は大雑把だそうで、買い物のレジ袋も適当に詰めていそうだと笑われた

それは実際その通り

 

過去、自分はきれい好きだと思っていたが、怯えから神経質になっていただけだった

Aさんの細やかさをみることで、ズボラな等身大の自分に気づけたのと

Aさん側から見たら、私のズボラな行いで不快を感じていたんだろうなと思う

 

 

また、特別扱いをしてもらえることをこの上なく私は喜ぶという事実を改めて知った

 

同性だからまだ良かったけど、男女関係だったら私はメロメロになっていたと思う

この特別感は自分を閉塞させていく

極端に言うと、私はこの人がいれば後はどうでもいい、という感覚になっていく

Aさんからも直接そのようなことを言われ、まんざらでもない自分がいた

もう、どっぷりの共依存

 

 

今後、Aさんに対して嫌いだという気持ちを出すことはしないと思う

漏れでてしまうのは仕方ないけど、嫌いという気持ちを粗末にしないことで漏れでることも少なくなるかもしれない

 

自分の気持ちを大切に、関わる人の尊厳を大切に、人間関係を築くことを目指していく