先日、職場にて業務とは関係のない雑用が命じられた。
正確には命じられてはいなくて
休日だけど出来る人だけ集まって作業をしましょう
という自主的な参加のものだった。
私はと言えば
参加しなくてはいけない、参加しなかったら後で悪口大会のターゲットにされるから嫌だけど行かないといけない
という妄想が入って嫌々と参加した。
行ってみたらみんな参加している。
それも元気に。
陽キャ軍団の人たちは、作業自体を楽しんでおり、そこでコミュニケーションを取っていた。普段しゃべらない人たちと関わって笑いあったりしている。
そして陽キャ軍団は交渉を忘れない。
ボスにそれなりの見返りを求めた。
複数人で、笑顔で
休みの日に出てくるんだから、これくらいしてくれるでしょと。
さらっと、間を空けて何度も伝えていた。
その結果、ボスはその要求を飲み、私たちは給料ではないけどそれに見合う報酬を得られた。
結局のところ楽しかったし、みんなと作業をすすめられた一体感もあったし、納得のできる報酬と同等のものを得られて、悪くない作業だった。
でもそれは陽キャ軍団のおかげ。
彼らがいなかったら、ただの被害者集団になっていたと思う。
これが一般の動きなんだなと自分との違いを感じられた。
こうできたら、自分も相手もモヤモヤしないし楽なんだろうなぁ。
彼らは、幼少期に虐げられたり否定されることで、行動を自ら阻害するまでに至ることがなかったのだろうけど、これからだったら自分にもできないことではない。
どういう時に自分にストッパーがかかるのか、その手前をつかみ、それを過去につなげていけばいい。
簡単に書いてるけど簡単じゃないことも重々承知している。かといってやれないことでもない。
私達は、「できない、ずるい、どうせ自分なんて…」で終わりにしないで、未来に向けて出来ることがあるし、それをする者が変わっていけるんだということを認識していかなければいけない。